南米料理とトルコ料理

 黄砂と共に春爛熟

 昨日と今日と日本列島は黄砂に苛まれています。

 春もいよいよ盛りを過ぎて、初夏の雰囲気ですね。

 今年はことの外季節の進みが早いようで、東北地方の桜も満開を過ぎてしまったとか。

 以前、僕は五月のゴールデンウィークのころ、青森で桜を見たことがありました。そのときは、ゴールデンウィークと言ってもまだ肌寒く、関東地方などとは随分と季節の進みが違うなと実感したのでした。

 しかし、今年は北国でもどんどん季節が進み、弘前公園の桜まつりは一週間ほど前倒しになったと、先程テレビのニュースで報道していました。


通勤途中に見つけた草花

 さて、ここ数日の通勤途上に見つけた草花です。

アリウムトリケトラム





 地中海原産のヒガンバナ科の植物で、アメリカやオーストラリアでは野生化しているようです。
 この写真は、道端で咲いているものを撮ったのですが、日本でも野生化し始めているのかも知れません。近縁のハナニラはすっかり野生化していますし、この花もハナニラのすぐそばで見つけたものです。
 なお、日本での別名に、ミツカドネギというものがあります。これは、アリウムトリケトラム(Allium triquetrum;Allium:ニンニク、triquetrum:三つの角;ラテン語)の直訳的な名前ですね。英語でもThree-cornered leekと呼ばれるようです。

ヤセウツボ



 自己主張が強い外観に、ヤセウツボという名前の音感も、可憐さなどとは対極にある印象です。
 ハマウツボ科の寄生植物です。
 ハマウツボは漢字で書くと「浜靫」、「靫(うつぼ)」は昔の矢を入れる道具ですね。
 この靫の形状に似た浜辺の植物なので、ハマウツボ。そうして、ヤセウツボはハマウツボより細身であることから名づけられたのではないかと思います。
 これも、南ヨーロッパ原産の外来種です。
 道端の草花にも、外来種は非常に多いですね。

晩ごはん

 さて、今日の晩ごはんとしましょう。
 こちらです。


セビーチェ


 南米風魚介のマリネです。
 今日は、鬢長鮪、蛸、アボカド、紫玉葱、トマト、黒オリーヴ、ハラペーニョ、ケイパー、ディル、コリアンダーなどが入っています。
 わが家では定番の料理です。
 本来はライムを使い、その方が風味が好いのですが、今日はライムが高かったそうで、代用でレモンとラズベリービネガーが使われています。

バルクキョフテシ

 トルコ料理は、フランス料理、中国料理と並んで世界三大料理とされ、美味しいものが多いですね。吾が家でもよく食卓に上ります。
 キョフテ(Köfte)は、肉団子のこと。これを魚=バルク(Balık)で作ったものが、バルクキョフテシ(Balık Köftesi)。
 アメリカやイギリスでよく食べられるフィッシュケーキにちょっと似ています。
 今日は、鰹を使い、クミン等で風味を付けています。
 写真奥のヨーグルトソースを付けて食べます。
 写真右側の緑色がかったものは、アボカドのフライです。

イマムバユルドゥ


 トルコの茄子料理。肉類は使っていません。
 イマム(İmam)はイスラム教の聖職者、バユルドゥ(Bayıldı)は気絶したという意味。日本では「坊さんの気絶」などの呼び方で紹介されてもいます。
 要するに、厳格な聖職者でも気絶するほど美味しいということらしいのですが、それは大げさな気がします。
 似たような発想のネーミングに、福建料理の「佛跳牆」というスープがあり、こちらはあまりのおいしさに、スープの香りをかいだ修行中のお坊さんが、塀を飛び越えてやってくるという意味だとか。
 イマムバユルドゥは手ごろな値段で出来ますが、佛跳牆は干鮑や干海鼠、鱶鰭など、乾物の高級食材が沢山入って高価です。僕はまだ食べたことがありません。
 名前の付け方は似ているのに、かかるコストは全然違うというのも面白いですね。

オートミールとグラハム粉のクッキー


 オートミール、グラハム粉、ラムレーズンなどで家人が拵えたクッキーです。
 ラムレーズンも自家製です。
 バターではなく、オリーブ油を使用しています。

 

コメント

このブログの人気の投稿

春の草花 小さな花々

彼岸の中日の牡丹餅と三分咲きの桜

ロティ・ド・ポーとラタトゥイユ