西鎌倉の龍口明神社

 龍の神様


 先日、西鎌倉の龍口明神社に参拝してきました。
 御祭神は、玉依姫命(たまよろひめのみこと)と五頭龍大神(ごずりゅうおおかみ)。
 玉依姫は海の神である綿津見大神(わたつみのおおかみ)の娘であり、神武天皇のお母さんですね。龍神を束ねる神ともされています。
 五頭龍は、一身五頭の龍神で、もとは手の付けられない暴れ龍です。人間の子どもの命を取ったりもしてましたが、江ノ島に現れた弁天様の美しさに思いを寄せるようになり、その弁天様から戒められて改心し、人々を守る神様になったとされています。
 以上のようないきさつで、龍口明神社と江島神社とは縁が深いとされます。
 社紋はどちらも三鱗(みつうろこ)。これは、昨年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で描かれた北条氏の家紋ですね。
 北条義時(ドラマでは小栗旬さん)の父である北条時政(ドラマでは坂東彌十郎さん)が龍神を崇敬し、江ノ島に参籠した際に龍が姿を現し、自らの鱗を三枚を残したことに因むとされています。――彌十郎さんの時政、実に味のある名演でしたね。
 龍口明神社は、もとは江ノ島の対岸に所在(鎌倉市津1番地)に所在していましたが、昭和53年(1978年)に現在の場所(鎌倉市腰越1548-4)に遷宮がありました。
 ここら辺の経緯など、色々と興味深い話がありますが、長くなりますので、ご関心のある方は神社のサイトなどでご確認いただければと存じます。

飛行機雲の龍
 参拝している時に、上空を飛行機が通過し、真っ青な空にくっきりと飛行機雲を残して行きました。

 写真の下の屋根は手水舎です。
 御祭神に因み、この飛行機雲も龍神様が顕現されたものでは?と考えると、実にありがたい気がします。

手水舎の向うに富士山



 手水舎の向うには富士山の頭が見えました。
 携帯写真の画質が悪くて申し訳ありません。
 この写真ではすでに消えていますが、さっきの飛行機雲の龍神様は、富士山の方角に向かって行かれたものと思われます。
 まあ、僕の頭の中のこじつけと言われればそれまでですが、気の持ちようで何やら一層めでたい気がします。


境内の草花
 参拝した当日は、非常に気持ちの良い春の日和で、境内の樹上には姿は見えませんでしたがシジュウカラの可愛らしい囀りが響きました。また、地面に目を向けるとたくさんの草花が微笑んでいるようでした。


 灌木の根本付近の日陰に、ハナニラ。


 ブロックの隙間にしっかりと根付いたホトケノザ。
 実際は、境内にもっとたくさんの花々があったのですが、写真を撮り忘れていました。
 申し訳ありません。

道中の草花

 西鎌倉駅から神社に到る道中で見かけた草花です。
 こちらも携帯写真の画質があまり良くなく、申し訳ないです。

 オオイヌノフグリ。左手前にぼんやり写っている白い花は、ハコベです。


 左手前にヒメオドリコソウ。中央と右手前はホトケノザ。
 どちらもシソ科で紫色のよく似た花ですが、ホトケノザの方が濃い色合いですね。


 カタバミの花。黄色い色が鮮やかです。


 こちらは真ん中のナズナを写したかったのですが、フォーカスが花に合ってくれません。
 携帯によるオートフォーカスの限界なのか、僕の操作が悪いのか。


 タンポポ。
 こんな句を作ってみました。

蒲公英の毬に劃然陰と陽


湘南モノレール
 龍口明神社もよりの西鎌倉駅には、大船からモノレールを利用しました。


 大船と言えば、観音様ですね。こちらは、駅の外から写した写真です。


 車窓からの観音様。


 富士山も車窓から眺めることができました。龍口明神社から見えた富士山は頭のみでしたが、こちらは全体のお姿。
 相変わらずの残念な画質は、どうかご勘弁を。

行きはよいよい帰りは?

 モノレールでは、車両の一番前方と一番後方の席のみ一人掛けの座席であり、それが車の右端と左端に一つずつ通路をはさんで並んでいますが、それ以外の席は向かい合わせの四人席となっています。
 僕も家人も人見知りが強いので、向かい合わせの席は苦手にしており、そこがどんなに空いていてもまず座ることはありません。
 行きの便については、始発の大船駅で、列の一番前に並んでいたことと、お客さんも少なめだったため、先頭車両の後ろ側、車両連結部にある一人掛け席に二人とも運良く座ることができました。
 しかし、帰りの西鎌倉は途中駅であり、お客さんも行きの便よりは多めになっていたため、二人とも扉付近に立ちました。
 乗ったことがある方はお判りでしょうが、湘南モノレールはけっこう動揺があるため、立っていると、これがなかなかの運動になります。

よろしければエッセイも

 湘南モノレールで西鎌倉に行き、龍口明神社に詣でるのは今回が初めてではありません。
 以前お詣りした時は、このようなエッセイ(「余は如何にしてプリッグ党となりし乎」)も書いているので、よろしければご覧いただけると嬉しいです。

 


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